ハノイからルアンパバーンへの長距離バスについて書いています。
今年(2019年)の5月、友人達と4人でラオスに旅行に行ってきました。
新潟からはラオスはもちろん、ベトナムへの直行便もないので、いつものように仁川経由でのフライトです。
行程は、新潟->仁川(韓国)->ハノイ(ベトナム)->ルアンパバーン(ラオス)
このベトナム-ラオスの国際長距離バスの所要時間が、なんと29時間!
普通ならば、飛行機でパッと移動して観光に時間を使うところですが、、、
我々は、つらい合宿のような旅をしたいというテーマ(え?)を持っているため、この長距離バスに挑みました!
ネットで調べた情報によると、
- 日本人宿で申し込める
- 1人当たり50$
- 所要時間は29時間
- ラオスの山道をぶっ飛ばすのでキケン!
- 寝台バスだけどぎゅうぎゅうに詰め込まれる?
まずは、ネットで調べておいた日本人宿 EZ Stay Hanoi に行き、ルアンパバーンまで行きたい旨を伝えました。日本語をしゃべるお姉さんが対応してくれます。
電話で確認してもらったところ、当日の便に乗れることに。午後5時にEZ Stay Hanoiに来てください。とのこと。 チケットの値段は調べていた通り一人50$でした。
昼間はハノイの街を散策して、お土産なんかを物色しました。 午後5時に集合すると、、いつもの通り「チョット待ってて」だって。
5時半頃、ようやくバイクでお迎えが。しかし、4人を乗せれないから歩いてバスまで行きましょうとのこと。 10分くらい歩くと、マイクロバスがありました。まさかこれで29時間はないよね(汗) 予想通り、そのバスはバスターミナルまでの送迎用でした。
バスターミナルについたのが午後6時頃。 出発時刻を運転手らしき人に聞くと、なんと英語をしゃべらない! 指を7本立てて教えてくれました。午後7時出発ということかな? 先が思いやられるなぁ
トイレに行ったり、パンを買ったりして、そろそろ出発。乗り込むと、バスの中は噂通りの派手なネオンで彩られています。
でも、座席はちゃんとベッドになってるし、冷房も予想より寒くないし、通路もあるから余裕だね! と、この時は思っていました。。
バスが出発してしばらくすると、停車しては人を乗せ荷物を載せ、また走って停車して人を乗せ荷物を載せ、最初はターミナルにいた旅行者ばかりだったのに、いつの間にか通路にまで人が! 右は荷物、左はおっさん! 2段ベッドの上を選んでおけば良かった。。
何時間かに1回休憩がありまして、パーキングというか食堂みたいなところに止まります。(写真撮り忘れた・・・) めちゃローカルな食堂なので、長距離移動中はおなかを壊すのがちょっとこわくて、持って行ったパンだけでしのごうと決めました。
さてさて、夜だというのに山道を走る走る。外は真っ暗でまったく見えません。左右を固められているとは言え、一応ベッドで冷房もキツすぎず、何とか眠って朝を迎えました。
明るくなったので、外を見てみると、いやはや恐ろしい山道を走っているではありませんか。 左右の状況をカメラに収め、怖いのでまた眠って過ごしました。
さて朝の6時頃でしょうか。また休憩でバスが止まりました。外に出てみると、なんとイミグレが目の前に。 なのに、運転手のみなさんぼーっとしてます。 よく見ると、まだ開いていないようです。 国境横にコンビニのようなものはあるけど、特に何もない山の中、2時間待ちました。
8時になると職員が現れました。いつものように、なんともテキパキしない対応で1時間ほど待たされ、手続きが終わると出口を指さされました。
前の人についていくと、またしても行列が。並んでしばらくして不思議に思いました。帰る方向に向かって行列があるよ。これ、ベトナム入国じゃね?
職員に尋ねるまでもなく、ベトナムのイミグレだし、間違って並んでいたようです。回れ右して、我々はラオス国境へ歩いていきました。
ラオス入国は通常通り、入国カードを書いて、スムーズにいきました。
入国すると、乗ってきたバスも待っていて、早速SIM売り場もあります。
さあ、あと半分! といっても12時間くらいバスに乗るのか。もう寝疲れたよ。文句を言っても仕方がないので、バスに乗り込みました。
ここからが、また試練の道のりだったのです。 後編へつづく。
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