私が中国赴任したのは2015年11月
2011年の入社以来ずっと海外赴任を希望はしていましたが、設計業務が自己完結できていない者なんかに海外赴任はさせられない。という組織の考え方があったようで、なかなか赴任の機会がありませんでした。
きっかけといえば、すでに海外赴任していた同僚が一時帰国した際に、飲みに誘ってくれたことでした。
確か2014年の年末、その同僚は当時の部長と本部長を誘って飲みに行く約束をしていたようで、私は当日の定時間際に誘われたように記憶しています。
そして、飲みに行く車の中、
本部長「kakiちゃんTOEICの点数見たよ。570点でしょ、結構高いね。海外行きたいの?」
私「行きたいですよ、入社以来ずっと希望書に書いてますよ・・・。(誰も見てないことも知ってます)」
本部長「え、そうなの? どこ行きたい?」
私「シンガポールです。それもずっと書いてます」
本部長「それはだめだよ。おまえの開発製品の分野違うじゃん」
私「そうですか、ではあの中東の国でお願いします。」
本部長「は!なんであそこがいいの? そこも製品違うんだよな。 まああそこ行きたい奴はどこでもいいってことだな、そうか。次空きが出たときはkakiちゃんだな。」
という会話がありました。
今考えてみれば、本部長の頭の中ではそのときに決まっていたのかもしれません。ただ、私個人は、逆方向に会社を信じていたので「どうせ口だけでしょ。」と思っていました。
それから約半年後、ある展示会でのブース撤収が終わり、打ち上げ会場へ向かう途中、近くを歩いていた本部長がさらに近寄ってきて、
本部長「kakiちゃん、上海、行く?」
私「(!?) 行きます!」
秒速で行く返答をしてしまってから、いろいろ考えました。あれ、上海?
という流れで突然決まってしまったのでした。
そんな流れで上海に行くことになりました。行きたいです。以外は何も伝えていなくて、会社からのミッションも特に定められないまま、とりあえず行ってこい。とはすげー会社だな。と思いましたよ。
8月に直属の上司から改めて中国赴任を言い渡されましたが、中国はビザの取得に時間がかかるため、実際の渡航は11月になりました。
ビザ取得のスケジュールについては、別の記事で紹介します。
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