正確にはiDeCoの申込書ではなく「確定給付年金移管申出書」が返ってきました。これで3回目です。
僕の事情が特別だったのか知らないけど、退職してから4か月もたっているのに、いまだに手続きが終わらないです。電話で聞いた限りでは、すべてが完了するまであと4か月ほどかかりそうな予感です。
確定拠出年金は退職後6か月以内、確定給付年金は退職後1年以内に移管する必要があります。何とか間に合いそうではありますが、何度も電話で確認したり、書類を直して送ったり、と大変煩わしいです。
僕のようなケースは少ないかもしれませんが、同様に困る人がいる可能性はありますので、ここに記載しておきます。
注意が必要なケース
- 確定拠出年金(DC)と確定給付年金(DB)と厚生年金基金 の3つから資産を移管したい場合
- 確定拠出年金(DC)と確定給付年金(DB)が2つ 合計3つの資産を移管したい場合
確定給付年金(または厚生年金基金)に2種類加入していた場合、「厚生年金基金・確定給付年金 移管申出書」がそれぞれの年金に1枚ずつ必要です。
さらに、確定拠出年金(DC)にも加入していた場合は、「個人別管理資産移管依頼書」という書類の提出も必要です。
国民年金基金連合会が書類を受け付けた後、1つの移管手続きが終わってから、次の移管手続きに入るとのこと。1つの手続きに2~3か月要するため、2つ同時に出すと、すべての手続きが終わるのに4, 5か月かかることになります。
特に問題なのは、確定給付年金(DB)が2つある場合です。 DC, DBの移管書類は2つ同時に出しても、国民年金基金連合会が留め置いて、それぞれの手続きが順番に進みます。しかし、DBが2つの場合や、DBと厚生年金基金がある場合、片方の移管手続きが終わってからでないと、書類自体を受け付けないように変更されました。(2020年6月時点での情報)
SBIの案内書類にはDBが2つある場合について記述がなかったため、話で確認をして、「2枚目のDB移管申出書は提出していただいても構いません」と回答をもらってから書類提出したのですが、結果としては移管申出書が送り返されてきました。
理由は「確定給付年金(DB)の移管手続き中のため受付できません」とのこと。
「出してもいいけど受け付けないよ」ってひどくないですか? ・・・まあ、わざとじゃないとすると、書類受付規則の運用変更が、電話対応をするオペレーターにまで浸透していなかった。というのが実際のところなのでしょう。
今後は、DCとDBを同時に移管する場合にも、書類が送り返されてくるように規則・運用が変更される可能性もありますので、申し込みの前に運用機関、または国民年金基金連合会に確認しましょう。(僕のように確認しても、間違った情報を伝えられる可能性もありますが。。。)
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